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【フクロウ通信 第1号】「ただのいびき」と放置していませんか?

【フクロウ通信 第1号】「ただのいびき」と放置していませんか?|春日市の内科・睡眠障害内科|春日すこやか内科・睡眠クリニック

2026年10月19日

【フクロウ通信 第1号】「ただのいびき」と放置していませんか?

睡眠時無呼吸症候群とCPAP治療について

「しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない」「日中に激しい眠気に襲われる」といったお悩みはありませんか?これらは単なる疲労ではなく、睡眠中に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の危険サインかもしれません。

睡眠時無呼吸症候群が体に及ぼすリスク

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中にのど(上気道)が塞がることで、呼吸が一時的に停止または低下する病気です。

呼吸が止まるたびに脳が覚醒して睡眠が分断されるため、熟睡感が失われて日中の強い眠気を招くほか、起床時の頭痛や夜間頻尿などの自覚症状があらわれます。

さらに恐ろしいのは、睡眠中の「体内の酸素不足」と「交感神経の過剰な亢進」が毎夜繰り返されることです。これにより血管のダメージや動脈硬化が進み、高血圧や心筋梗塞、脳卒中といった循環器疾患を発症・悪化させる大きなリスク因子となります。

※交感神経とは: 活動するときに働く自律神経のひとつです。車の「アクセル」のような役割を持ち、心身を緊張・集中させて活動モードにします。

改善の第一選択「CPAP(シーパップ)治療」とは?

中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群に対して、現在もっとも標準的な第一選択となるのがCPAP(持続陽圧呼吸療法)です。

専用の鼻マスクを装着し、機器から一定の空気圧を気道に送り込むことで、のどを内側から物理的に押し広げて無呼吸を防ぎます。

CPAPを行うことで、睡眠の分断や低酸素状態が速やかに解消され、日中の眠気や生活の質(QOL)が劇的に改善します。さらに、一晩あたり4時間以上の継続使用を守ることで、高血圧の改善や将来の心血管イベント(心筋梗塞や脳卒中など)の予防につながることが臨床研究で報告されています。

治療を継続するためのポイント

CPAP治療は、毎晩継続して使用することが何よりも重要です。加湿器の併用や、お一人おひとりの骨格・鼻の形状に合ったマスクの調整(フィッティング)を行うことで、快適にお使いいただけることがほとんどです。

「いびきが激しいと言われる」「朝起きてもすっきりしない」「日中の眠気が強い」と感じる方は、どうぞ放置せず、お気軽に当院へご相談ください。

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